アロマセラピーで用いるエッセンシャルオイル(精油)は、ハーブの花、根、樹脂、などから抽出される芳香性、揮発性の高い天然の精油です。
精油の原料となる植物は農林物資で、それらはほ場といわれる畑で栽培されます。
エッセンシャルオイルそれぞれがもつ効能があっても、それらを残留農薬などを含む「香り」を皮膚や鼻か吸収していてはもともこもありません。
日本ではその規格がないのが現状なので、海外のオーガニック認証をとっているものを選ぶとよいでしょう。
ただし、その認証機関の規定は事前にしっかり確認することが大切です。
以下、海外のアロマのオーガニック認証を行ってる団体の認証マーク(一部)
ECOCERT(エコサート):オーガニック製品を対象とする欧州の認証団体。100%植物原料が前提の上、有機認証を受けたものを主原料に、水を含めた成分の10%以上が認証原料であることを義務化。ヨーロッパを中心として世界20カ国以上の国で約7000の有機栽培業者と800の加工業者に関与し機能している国際有機認定機関。
ABマーク: 主にEU内で製造されたエッセンシャルオイルにのみ適用。例えば、イタリアで生産されたオーガニックのオレンジエッセンシャルオイルは、ABマークをつけることができるが、南米で作られた同等のオイルには貼付しない。しかし、シナモンエッセンシャルオイルのようにEU内で入手不可能な場合、EU外からのエッセンシャルオイルでも、輸入当局の要請でABマークが付く場合も。
BIOマーク:ABマークの認可を受けていないもので、農薬や化学肥料を使用せずに栽培した植物から抽出したエッセンシャルオイルに貼付。