世界の農薬の約40%が綿花栽培に使用されているといわれています。
膨大な農薬を使うコットン製品ですが、その原材料であるコットンは、殆ど輸入されたものです。綿花は農林物資ですので農林水産省管轄ですが、Tシャツやタオル製品は、経済産業省管轄です。経済産業省では、衣類にオーガニック基準を設けていないため、しっかりした裏づけがなくても「オーガニックコットン」という表示をしてるケースもあります。
日本国内でオーガニックコットンの基準を定めているのは、NPO法人オーガニックコットン協会という民間団体です。
ここの基準は、基本的にIFOAMの基準を採用してます。
*IFPAMはドイツに本部を置く世界最大の国際的な民間団体
オーガニックコットンは、紡績、織布、ニット、染色加工、縫製などの製造工程を経て、最終製品となります。タオルやベビー服、Tシャツ、生理用ナプキンなども商品化されています。
日本オーガニックコットン協会(JOCA)認証
オーガニックコットンの混用率 100%
染色 次による染色を認める。
1)天然染料、ただし銅,ニッケル,クロム等の有害金属、物質を含まない媒染剤を使用すること。
2)ニッケル,クロム等の金属を含まない染料
3)銅を含有するブルー、緑、ターキス染料は5%owfまで暫定許可
但し次の染料,薬剤は使用禁止
1. 製造、染色工程、衣料を使用中又は廃棄後に発ガン性、内分泌かく乱、催奇性、アレルギー起因物質、突然変異誘導をひきおこすあるいはおそれのある染料および化合物
2. カチオン化剤による前処理
4)その他薬剤については別紙
捺染 次による捺染を認める。
1)天然染料、ただし銅,ニッケル,クロム等の有害金属、物質を含まない媒染剤を使用すること。
2)ニッケル,クロム等の金属を含まない染料および顔料
3)銅を含有するブルー、緑、ターキス染料および顔料5%まで暫定許可
但し次の染料,顔料,薬剤,捺染手法は禁止
1. 製造、染色工程、衣料を使用中又は廃棄後に発ガン性、内分泌かく乱、催奇性、アレルギー起因物質、突然変異誘導をひき起すあるいはおそれのある染料と顔料おようび化合物
2. 芳香族系溶剤を6%以上含む捺染糊(暫定許可)
3. PVCを含むプラスチゾル
4. カチオン化剤による前処理
4)その他薬剤については別紙
オーガニックコットンの混用率 60%以上使用
但し他繊維の混合は、化合繊は10%以内、毛・麻・絹などの天然繊維は40%以内とする。また、通常綿の混合は40%以内とする。
染色 次による染色を認める。
1)天然染料、ただし銅,ニッケル,クロム等の有害金属、物質を含まない媒染剤を使用すること。
2)ニッケル,クロム等の金属を含まない染料
3)銅を含有するブルー、緑、ターキス染料は5%owfまで暫定許可
但し次の染料,薬剤は使用禁止
1. 製造、染色工程、衣料を使用中又は廃棄後に発ガン性、内分泌かく乱、催奇性、アレルギー起因物質、突然変異誘導をひきおこすあるいはおそれのある染料および化合物
2. カチオン化剤による前処理
4)その他薬剤については別紙
捺染 次による捺染を認める。
1)天然染料、ただし銅,ニッケル,クロム等の有害金属、物質を含まない媒染剤を使用すること。
2)ニッケル,クロム等の金属を含まない染料および顔料
3)銅を含有するブルー、緑、ターキス染料および顔料5%まで暫定許可
但し次の染料,顔料,薬剤,捺染手法は禁止
1. 製造、染色工程、衣料を使用中又は廃棄後に発ガン性、内分泌かく乱、催奇性、アレルギー起因物質、突然変異誘導をひき起すあるいはおそれのある染料と顔料おようび化合物
2. 芳香族系溶剤を6%以上含む捺染糊(暫定許可)
3. PVCを含むプラスチゾル
4. カチオン化剤による前処理
4)その他薬剤については別紙